TCRealive Overlay Version2.0をリリースしました

TCRealive Overlay Version2.0を、2013/8/16にリリースしました。
本当は、TCRealive Player Version4.0と一緒にリリースしたかったんですけど、色々とトラブルがあったため、遅れてしまいました。(と言っても、1週間程度ですが)
まあ、早い話が、バグが多かったので、それの修正に追われてただけですが、何とか納得できる品質にまで向上して、リリースすることができました。

さて、TCRealive Overlay Version2.0の追加機能ですが、以下の機能があります。

  • ニコニコ実況のサポート
  • 実況および実況履歴のカテゴリ機能を追加
  • Twitter APIのバグを修正
  • オーバーレイの表示モードを3種類から5種類に増加
  • 2chの掲示板一覧の表示設定の追加
  • フォントの影設定を追加

この中で、最近まで気づかなかったのが、Twitter APIのバグ。
これに関しては、本当に申し訳ないと、頭を下げるしかありません。
多分、最近は、まともに実況できなかったんじゃないでしょうか?
私も、テストしている段階で発見した時には、本当にびっくりしました。
でも、Version1.3のリリース時は、問題なく動いてたはずなんですけどね。
本当は、Version1.3のバグフィックス版をすぐに出そうか迷ったんですけど、Version2.0のリリース予定日が1か月後だったので、今回はVersion2.0で押し切ることにしました。
外部メディアを使ってると、たまにこういうことがあるので怖いですね。
ちなみに、発見以来、ほぼ毎日、実況テストを行うようにしています。
今後は、Playerの方ともども、使用メディアの仕様変更には、できるだけ早く発見して対応していきたいと思います。
これ以外にも、結構大きなバグをVersion1.3では含んでいたようで、それの修正にも結構追われました。
まあ、しかし、今回、かなり徹底的にテストを行ったので、品質は格段に向上したんじゃないかなと思います。

もちろん、Version2.0は、バージョン番号がアップしていることからもわかるように、ただのバグフィックスだけではありません。
上にも挙げたように、いくつかの新機能を追加しています。

まず、一番大きな機能追加は、ニコニコ実況のサポートでしょう。
ニコニコ動画には、テレビ用の実況としてニコニコ実況がありますが、今回のバージョンでようやくサポートすることができました。(非常に苦労しました。(笑))
これで、とりあえず、最初にサポートしたいと思っていた実況メディアを、やっと揃えることができたなと、ホッとしているところです。

次に、オーバーレイの表示モードを3種類から5種類に増加です。
これは、何かというと、コメントを流す領域(オーバーレイと呼んでます)の指定方法が、これまでは3種類だったのが、新しく2種類追加して、5種類になりました。
ここで、5種類のモードについて、紹介したいと思います。

① アプリケーションに合わせて表示

今までで、一番使われていたスタイルだと思います。
Version1.3までは、「左上は左上基準、右下は右下基準」と呼ばれていたモードになります。
このモードの場合、連携アプリケーションのリサイズに合わせて、オーバーレイのサイズも変更します。
早い話が、下の図のようにサイズ調整します。

アプリケーションに合わせて表示

 

② 左上を基準に固定表示
このモードは、Version1.3では、「どちらも左上基準」と呼ばれていたモードです。
このモードの場合は、アプリケーションのサイズが大きくなろうが小さくなろうが、左上からの相対位置に固定サイズで表示します。
左上隅にちょこんと表示しておきたい場合に、このモードを使います。
具体的には、下の図のようなイメージになります。

左上を基準に固定表示

 

② 左上を基準に固定表示
このモードは、Version1.3では、「どちらも右下基準」と呼ばれていたモードです。
このモードの場合は、アプリケーションのサイズが大きくなろうが小さくなろうが、右下からの相対位置に固定サイズで表示されます。
右下隅にちょこんと表示しておきたい場合に、このモードを使います。
具体的には、下の図のようなイメージになります。

右下を基準に固定表示

④ 上部を基準に高さ固定で表示
これは、Version2.0から、追加されたモードです。
これは、アプリケーションの上部に固定の高さで表示したい場合に設定します。
この場合は、アプリケーションのサイズ変更に合わせて、横幅は変わりますが、高さは設定したサイズのまま表示されます。
テレビ映像の邪魔になるので、上にだけコメントを流したいといった場合に、最適だと思います。
具体的には、下のようなイメージになります。

上部を基準に高さ固定で表示

⑤ 下部を基準に高さ固定で表示
これも、Version2.0から追加されたモードで、④とは逆にアプリケーションの下部に固定して表示したい場合に使います。
具体的には、下のようなイメージになります。

下部を基準に高さ固定で表示

 

コメントの表示領域を、お好みに合わせて、自由に選択できます。

Version2.0の追加機能のうち、大きな機能はこの2つと言ってもいいでしょう。
他にも上に色々と書いてありますが、あとは実際に使って、確かめてみてください。

今後は、もちろん、Version3.0に向かって突き進んでいきますが、このVersion2.0で不具合が発生した場合は、すぐに修正版を出していく予定です。
このTCRealive Overlayに関してはやりたいことがたくさんあるので、今後も色々と機能を追加していく予定です。
今後も、TCRealive Overlayをよろしくお願いします。

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