今回は、少しTCRealiveと離れた話を書きたいと思います。
いや、厳密には、TCRealive Playerと関連する話ではありますが。
TCRealive Playerは、動画再生の部分をWindows Media Playerに依存しています。
このため、再生可能な動画も、Windows Media Playerに依存することになります。
普通は、Windows Media Playerの場合は、wmvファイルなどWindowsメディアファイルと呼ばれるファイルが再生可能ですが、インターネット上では、mp4やflvなど様々な形式のファイルがあり、デフォルトではこれらのファイルには対応していません。(Windows8のWindows Media Playerから、mp4ファイルが標準サポートされています。)
また、ビデオ等で撮影した動画に関しても、wmvで保存できるものは、あまりないのではないでしょうか?
Windows Media Playerは、基本的にどのマシンにもインストールされているため、Windows Media Playerでmp4ファイルやflvファイルを再生できると非常に便利です。
また、TCRealive Playerでも、様々な動画ファイルの再生が可能となります。
というわけで、今回はWindows Media Playerで、様々なメディアファイルを再生するための方法について書いてみたいと思います。
以前は、個別に自分で設定する必要があったのですが、最近はパッケージ化されているので、一つインストールするだけで、大抵の動画の再生ができるようになりました。
http://shark007.net/というサイトに、各OSごとに対応したコーデックセットがあるので、それをインストールするだけです。
(1)Windows XP/Vistaの場合
VistaCodec(http://shark007.net/vistacodecpackage.html)
これで、mp4 / ts / H.264 / amr / mpc / ofr / divx / mka / ape / flac / evo /flv / m4b / mkv / ogg / ogv / ogm / rmvb / xvidなどがWindows標準のWMPで再生出来るようになるそうです。
(2)Windows 7の場合
Win7Codecs(http://shark007.net/win7codecs.html)
これで、mp4 / ts / H.264 / amr / mpc / ofr / divx / mka / ape / flac / evo /flv / m4b / mkv / ogg / ogv / ogm / rmvb / xvidなどがWindows標準のWMPで再生出来るようになるそうです。
(3)Windows 8の場合
Windows8Codec(http://shark007.net/win8codecs.html)
これで、amr | mpc | ofr | divx | mka | ape | flac | evo | flv | m4b |mkv | ogg | ogv | ogm | rmvb | xvid などが、標準のWindows Media Playerで再生できるようになります。
なお、Windows8からは、mp4は標準でサポートしているので、特別にエンコーダを入れる必要はありません。
また、コーデックは32ビットなので、64ビットの場合はx64 Components Addon(http://shark007.net/x64components1.html)をインストールすればいいそうです。
今回は、Windows Media Playerで、様々な動画を開く方法を紹介しました。
Windows Media Playerは、全てのWindowsに基本的に入っているので、見れる動画の種類が増えるのは、非常に便利だと思います。
もちろん、TCRealive Playerで取り扱える動画の種類も自然と増えるので、TCRealive Playerの利便性も高まることになり、私的には嬉しいことこの上ありません。(笑)
昔みたいに、コーデックの設定を手動でレジストリに登録など面倒な作業も不要で、インストール一発でWindows Media Playerで見られる動画の種類が増えるので、試してみる価値は十分にあると思います。
こちらを参考にさせていただきました。本当にありがとう。