TCRealive Overlay Version3.5をリリースしました。

先日(6/10)にTCRealive Overlay3.5とTCRealive Player Version5.2をリリースしました。
本来、5月にはリリース予定だったものが、トラブルにより1か月以上遅れてしまいましたが、何とかリリースすることができて、今は脱力状態です。(笑)

というのも、TCRealive Overlay Version3.5に合わせて、TCNote(URL:http://tcnote.jp/)と呼ばれる新しいWebサービスを構築することになり、そちらの準備にも結構手間がかかったためです。
TCRealive Overlay Version3.5の最大の機能は、このTCNoteとの連携にあります。
TCNote機能を使うと、以下のようなことを行うことができるようになります。

・TCNoteに実況情報を登録できる。
・TCNoteに登録された実況情報を元に実況を作成できる
・TCNoteに実況履歴のデータを登録できる(シェアウェア機能)
・TCNoteに登録された実況履歴データを元に、実況履歴を作成できる(シェアウェア機能)

TCNoteを簡単に説明すると、「TCRealive Overlayの実況情報と実況履歴データを共有するためのサービス」になります。
TCNoteは現時点ではTCRealive Overlayのための機能しか備えていませんが、将来的にはそれ以外にも様々な機能を増やして、大きなポータルサイトに成長させていきたいと思います。
というわけで、今後はTCRealive Overlayと一緒にTCNoteについてもよろしくお願いします。

現在は、試しにワールドカップの全試合の放送予定の日時の実況情報をTCNoteに登録しています。
今回は、TCNoteに登録されている実況情報を元に、新しく実況を作成する方法を紹介したいと思います。

TCRealive OverlayでTCNoteの機能を使用するには、まずはTCNoteのアカウントを作成する必要があります。
アカウントの作成は、オプション設定画面のTCNoteのページで行います。
アカウント作成ボタンがあるので、それをクリックしてください。(TCNoteを使用するをチェックするとボタンが押せるようになります。)

アカウント設定

設定ボタンをクリックすると、指定したメールアドレスに、以下のような確認メールを送信されます。

「このたびは、TCNoteのアカウント登録をしていただきありがとうございます。
アカウント登録は、以下のアドレスをクリックすることで、登録が完了します。

【確認用URL】
http://tcnote.net/・・・・・・・」

この確認用URLをクリックして、ブラウザで開くことでアカウントの作成処理が完了します。
作成したアカウント名とパスワードをオプション設定画面に設定すると、TCNoteの設定が完了します。

今回は、登録済みのTCNote実況を元に実況を作成してみましょう。
メニューで「TCNote」-「実況検索」を選択します。
キーワードを指定して、実況を作成しても問題ありませんが、何も指定しない場合は、現在登録されている実況情報のうち最初の20件がヒットします。
今回はキーワードなしで検索してみます。

検索結果

ブラジルワールドカップの放送用実況が大量に登録されていることがわかります。(笑)
今回は、「ブラジル×クロアチア」を選択してみます。
右クリックでメニューを表示して、「選択した実況を登録」-「リンク実況作成」を実行します。

すると、TCRealive Overlayでおなじみの実況作成画面が表示されるはずです。
(テンプレートを登録している場合は、その前にテンプレート選択画面が表示されると思います。)

リンク実況作成

いつもの実況画面ですが、実況名、実況日時、実況メディアの設定が既に設定されています。
これらは、TCNoteに登録されている実況情報で、自動的に設定されます。
また、これらの実況情報が編集できないようになってますが、これは他のユーザが作成したTCNote実況とリンクしようとしているためです。
これらの情報は、TCNote側で管理されており、TCNote側の情報が変更された場合は、リンク実況の情報も、TCNote側の情報が反映されるようになっています。
ちなみに、自分の作成したTCNote実況とのリンク実況を作成した場合は、全ての情報を編集することができます。
なお、リンク実況は1つのTCNote実況に対して1つしか作成できません。

リンク実況とは別にコピーして実況作成という方法もありますが、これはTCNote実況の情報を元に新しい実況を作成するだけで、TCNote実況とはリンクしない別の実況になります。

TCNoteリンク実況を作成すると、TCNoteに実況履歴のアップロードを行うことができるようになるので、非常に便利です。

あと、上の実況画面を見て気づいたかもしれませんが、Version3.5から実況終了時間の設定項目が新しく追加されました。
実況終了時間を指定すると、時間が来た時に確認メッセージが表示されます。
そこで実況をやめることも、継続することも可能です。
また、実況終了時間の追加に合わせて、自動終了モードも新しく追加されました。
これを設定すると、実況終了時間が来たら、自動的に実況を終了させます。

あと、今回はあまり触れませんが、実況履歴のパッケージファイルの作成およびロードの機能も追加されています。
これを使って、大事な実況履歴をパッケージファイルで保存しておくことも可能ですし、必要ななったらロードして実況履歴を作成することもできます。
今回、あまり開発期間はなかったのですが、TCNoteの開発は並行でずっと続けていたので、比較的スムーズに導入できたという感じです。

ますますパワーアップしたTCRealive Overlayと新しいサービスであるTCNoteを、今後ともよろしくお願いします。

カテゴリー: TCNote, TCRealive Overlay, TCRealive Player, ブログ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です